2015年10月29日

プチモンドさくら 認知症への取組みについて

【認知症の正しい理解とその対処法】
 長寿社会を生き抜くうえで、避けては通れない問題が“認知症”。その推定患者数は今や約462万人にのぼると言われています。増加の一途をたどる認知症。その発見法や予防法などについて神経内科クリニックの先生にお話を伺いました。

Q.「認知症」とは、そもそもどんな病気ですか?
A.「認知症」は一見、病名のように捉えられていますが、実は症状名です。個人が獲得した知的あるいは精神的能力が失われて、元に戻らない状態のこと。従って、認知症をきたす疾患には様々なものがありますが、30〜40%を占め、最も多いのが「アルツハイマー病」です。脳の細胞が次第に衰えて減少し、脳全体が萎縮してしまう疾患です。次いで脳梗塞や脳出血の後に起こる「脳血管性」、最近ではパーキンソン病類縁疾患とされる「レビー小体型」も少なくありません。特にこのレビー小体型は幻視や幻覚を伴うため、精神科を受診されるケースも多く、間違った薬を処方されると悪化する場合もあるので注意が必要です。

Q.「認知症」を早期発見するには?
A.ご家族が認知症を早期発見するには「認知症初期兆候発見テスト」(OLD)を参考にするとよいでしょう。12項目のうち4つに当てはまれば、認知症の疑いがあるといえます。その場合にはまず「神経内科」を受診してください。これにより、早期発見・早期治療に成果が上がってきます。認知症は現時点では、根本治療は困難ですが、早期の適切な薬剤使用により、大きな改善をみるケースがよくあります。

Q.「認知症」の予防はできるのでしょうか?
A.科学的根拠はまだありませんが、認知症はある程度予防できると言われています。脳梗塞や脳出血などで起こる、脳血管性認知症では、動脈硬化が重要な危険因子ですが、アルツハイマー病においても同様であると考えられています。従って、動脈硬化の予防、すなわち高血圧・高脂血症・糖尿病などの予防、禁煙、適度の運動などがアルツハイマー病の予防につながる可能性があります。
 運動は、有酸素運動を、1回15分以上、週3階以上のウォーキング(じわっと汗をかく程度のスピード)を目指しましょう。
 食事は、減塩、抗酸化食、低コレステロール食が原則です。
 また、趣味活動をしている人、好奇心旺盛な人はアルツハイマー病になりにくいといわれています。

【認知症への取組み】
 認知症の方は“一見わかりづらい身体状況”“常識では捉えがたい心理状況”を示されることがあります。そうした場合にその背景にある事象も含めて、全体像を的確に把握し、受容・理解したうえでケアすることがとても重要になります。
 プチモンドさくらではスタッフ全員で、認知症サポーター講座を受講しております。
 また、入居者様の日々変化する心身の状況を共有するための専用記録シートを積極的に導入・活用しています。
 プチモンドさくらには、館内に「神経内科・内科」「歯科」「調剤薬局」が開業済で、来年4月には「泌尿器科・内科・外科」クリニックも新たに開業予定となっております。
 雨の日でも、階下に降りるだけで受診できるのは便利で、そしてなによりも安心です。
posted by プチモンドさくら at 09:08| Comment(0) | 日記
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